Banguardサイト

「ビジネスマンを応援するブログ」をテーマに、ビジネスに役立つ記事を書いています。

Excelの作業効率を大幅アップ!オートフィルタ4つのおすすめ機能


Excelでの集計作業において、使わないことはないであろう「オートフィルタ」機能。大変便利であり、オートフィルタが使えないExcel作業は考えられません。

そんな便利なオートフィルタで、あまり知られていない(であろう)おすすめTipsをご紹介します。

一発でかかっているすべてのフィルタを解除する

Altキーを押しながら、D → F → S の順にキーを押す


今回一番のおすすめ技がこの「一発でかかっているすべてのフィルタを解除する」ショートカットです。
複数のフィルタをかけていると、すべてを解除するのが面倒になります。そんな時、Altキーを押しながら、D→F→S の順にキーを押すとフィルタがかかっていない状態に戻ります。

f:id:banguard9383:20130129233534p:plain

ちなみに、Altキーを押しながらD→F→Fの順にキーを押すと、オートフィルタの設定自体が外れます。(オートフィルタを設定していない場合は設定される)

任意の行にフィルタを設定する

オートフィルタを設定したい行を指定してオートフィルタボタンを押す


一番上の行ではなく、任意の行にオートフィルタを設定することも可能です。地味に便利です。

f:id:banguard9383:20130129233721p:plain


文字ではなく、「色」でフィルタをかける

通常、フィルタをかけるのは文字を対象にしますが、実はセルの色でもフィルタをかけることができます。
複数の色が設定されている表で、特定の色だけのレコードを表示したいときに有効的です。

f:id:banguard9383:20130129233754p:plain

なお、色でフィルタをかけることができるのはExcel 2007以上のバージョンとなっています。

フィルタをかけて絞りこまれている(表示されている)セルのみを選択する

選択したい範囲を指定した状態で、Alt + ;


フィルタをかけると、レコード(行)が絞り込まれます。
フィルタをかけた状態で、絞り込んだ表全体を範囲指定すると、表示されていないレコードまで指定されてしまいます。これは、絞り込んだ表をコピーしたり、絞り込んだレコードのセルにのみデータを張り付けたい場合などに非常に困ります。

そんな時に威力を発揮するのがこの技。フィルタがかかっている状態で範囲指定しAltキーと;キーを同時に押すと、表示されているセルのみが選択されます。

f:id:banguard9383:20130129233819p:plain

f:id:banguard9383:20130129233833p:plain

これで、フィルタをかけたデータのみをコピーしたり、フィルタをかけて表示されているセルのみにデータを張り付けたい場合など、フィルタをかけた状態での作業がとっても簡単になります。

オートフィルタと上手に付き合う

よく使うツールでも、以外と知らない便利な機能が埋れているのはよくあることです。僕も、今回の記事に上げたTipsは最初は全く知りませんでした。

ちょっとでも便利になる方法を考えて、上手にツールと付き合って行きたいものです。