今回のiTunesアップデートで一番嬉しいのは、3G回線からの接続の実現です
今回、iTunesの機能が日本市場向けに大幅にアップデートされました。
巷ではiTunes in the Cloudの稼働や、12年後半と噂されるiTunes Matchの件が注目を浴びていますが、個人的には一番のニュースは「iPhoneとiPadの3G回線でiTunesに接続できるようになった」ことです。今まではWi-Fi接続のみだったため、気軽に楽曲を購入しづらかったのですが、今後はオンラインでの楽曲購入がより身近になるのではないでしょうか。
iTunesの3G回線接続で嬉しい3つのこと
iTunesが3G回線から接続できることで、嬉しいことが3つあります。
1|気軽に楽曲購入できる
今まではiTunesで楽曲を購入する場合、自宅のMacでDLするかWi-Fi接続した状態で購入をしていました。ただ、どちらにしても若干の面倒くささがあるのは否めません。
「3Gで楽曲購入できれば、もっと買うのになぁ」と思ったのは一度や二度ではありません。
今回3G接続に対応したことで、出費が増えすぎないか心配です…
2|最近の音楽動向をチェックできる
iTunesは最近のヒットチャートから玄人好みの楽曲まで、比較的幅広くラインナップを揃えています。レーベルによっては楽曲購入できないところもありますが。
iTunesで特集されているアーティストやヒットチャートを見ていれば、最近の音楽動向がある程度チェックできますので、僕はよくMacでiTunesを覗いていました。
今後は3Gでよりタイムリーに音楽情報を仕入れられればと思っています。
3|レビューが読める
3点目が、「楽曲のレビューが確認できる」ことです。
アプリを買うときもそうですが、結構他の人の意見は参考になりますね。そんなに気になっていないアーティストでも絶賛している人が多ければグラッときますし、逆も然りです。
また単純にレビューを眺めているだけでも面白いですので、良い暇つぶしにもなります。
以上3点を総括すると、総じてより音楽が身近になるということです。
iPhoneは日常生活でもっとも触れる回数の多いガジェットですが、そこに音楽の要素をより加えることで音楽に今まで以上に近くなれると思います。
一番恩恵を受けるのは、Pingかもしれない
実はさりげなく、今回の3G接続対応によって一番好影響を受けるのは、Apple純正SNSのPingなのではないかと思っています。
最近のApple製にしては珍しく、成功したとは言えない仕組みになってしまっているのがこの「Ping」です。SNSはFacebookかTwitterで二分されていますので、いくらiPhone/iPadに標準装備されているとは言うものの、ここまで目立った活躍はできていません。
これが、常に携帯しているiPhone(しかも3G回線で接続可)で実施できれば、より利用者は増えるのではないでしょうか。
まぁPing自体はAppleの公式HPからも削除されているようですし、今後どうなるかは分からないですが…
後は今後日本でスタートを予定しているiTunes Matchが気になるところですね。
音楽業界との壁は厚いと思っていたのですが、思ったよりはるかにスピーディーにサービスがスタートしたのは嬉しい誤算です。